2016/12/3 第17回 南足柄市交流線結果
第17回南足柄市交流4年生大会 予選ブロック
年明けの県大会を見据えた貴重な11人制の機会を頂きました。 主催の南足柄市サッカー協会少年部の皆様いつもお誘い頂き、又、早朝からの設営と終了後の片づけまでありがとうございます。 帯同した16人の力差に大きな開きはないとの認識でしたのでシステムへの適応性確認と順応度合いの向上をテーマとして臨みました。 総じて今回のシステムの約束、注意点、リスク、メリットはメンバー全員が共有できたと思います。 後は年内に残されている11人制の3日間での精度を上げていくことが重要なポイントです。 残り3回の機会で県大会のメンバーが決定されますので各自、ベストパフォーマンスを発揮できるよう頑張ってください。 vs上宮田 ◯7-0(前半4-0/後半3-0) ひなた、かち、かち、ひなた、たけと、はるく、そら 今回のシステムの本来の形が確認できた一戦となりました。 中盤でのボール奪取から攻守の切り替えの速さと前線への人数の掛け方を意識することを伝えました。 11人制で中盤が窮屈になる事で2列目中央の選手が下がり気味になってしまい、1ボランチになってしまう場面が散見されました。 ここは周りの選手の声掛けで修正できる点です。試合前にチームのシステムや注意点は全員が共有できていましたので一人一人の意識の問題です。 今大会から帯同して中盤真ん中のパーツに入った選手で守備からの切り替えが遅い選手が目立ちました。サイドからの駆け上がりがあった時に中盤の上がりが遅いとバイタルに入れた時に本来いるべきエリアに穴が開いてしまい、相手DFが余裕を持ってクリアできてしまいますのでこの点も覚えておいて下さい。 vs向田 ◯6-0(前半1-0/後半5-0) そうや、ふみと、かずや、しゅうや、そら、ゆうと ボールサイドに人数を掛ける戦術のチームと見受けましたので相手MF、DFを「集めて散らす」を意識してもらいました。 その為には、中央の密集にドリブルで仕掛けることも一つのアイデアであると伝えました。この点にはチャレンジしてくれている選手が多く見られましたが、このチーム、メンバーの癖で受けたアドバイスに偏るプレーが大半となってしまいました。 それ自体のチャレンジは悪くありませんが、問題はフィニッシュ。 前半だけで10本以上のシュートを放ちながら1得点は相手チームを勢い付けてしまいます。 又、この試合で2列目中央の両サイドに入った2人は、現状ではまだまだ不十分です。 普段のチームでやっているポジションではありませんが、2つ以上のポジションをこなせる事がチームの総合力を向上させてくれますのでスタメンの選手のプレーからコツを盗んで下さい。 vsアルファ ◯1-0(前半0-0/後半1-0) そら 予選一位通過を狙う上では落とせない一戦、試合前のスカウティングから攻撃面では中央で奪ったボールをシンプルにサイドへ捌く、守備面ではディフェンスの最終ラインを高めに保ち、上げが早い印象がありました。 相手チームの攻撃パターンを潰すには速くて分厚いプレスが必須、この点はいつも通りです。守備への対応は最終ラインを高めに保つのであれば2列目からの飛び出しにもチャレンジすることを確認しました。 試合が始まると2トップにはマンツーマンで付かれ、中盤もタイトに来られましたので一人一人の相手との距離が近く、寄せが速い状況となりましたが、先ずは個々人のマークを剥がすこと、剥がしきれなくても1対1で負けないことに執着してもらいました。 この試合ではチームとして3つの『絶対』を貫くことを共通意識としました。 ①プレス②声掛け(特に守備のカバー)③ファーサイドへのシュートがその3つで②に関してはほぼ意識されていました。①については各自の浮き玉へのプレスの甘さと元々課題として持っていた選手の不十分さが残ってしまい、③でゲームを難しくしてしまいました。 慣れない11人制ではありますが、各チームが同じ条件でやっていますので言い訳はできません。現時点で思い通り行かないのはある程度仕方のない事ですが、チームとして試せていることは多くあり、悪くない進捗だと感じていますので質を高めていきましょう。 保護者の皆様、大会初日は気候にも恵まれましたが、終日遠征への帯同や試合間の温かいスープの準備等、選手のコンディションへのご配慮ありがとうございました。 2日目もご支援お願い致します。