【U-10B】第87回 あすなろ杯少年サッカー大会/決勝トーナメント
[U-10 B]第87回 あすなろ杯少年サッカー大会 / 決勝トーナメント
6/30 15分ハーフ@能見台グランド
決勝
VS 夏山SC-A ○ 8-0
前半 3-0(リョウタロウ、コテツ、ハルト)
後半 5-0(リョウガ、リョウタ、シンタ×2、コテツ)
最終結果:優勝
あすなろ杯決勝の舞台、選手たちはやってくれました!
これまでの練習の成果を如何なく発揮し、見事優勝することが出来ました。おめでとう!そして、ありがとう!
選手たちが圧巻の戦いぶりを見せてくれたお陰で、コメントも長くなりそうな気が...(笑)
雨天順延で1週間遅れた決勝の日、この日も小雨がちらつく中、大会最終日を迎えました。
最終日は本郷のU-8、U-12も同会場で試合が行われ、U-12の準決勝、U-8の3位決定戦を応援するため、早めに会場入りしました。
応援を終え、勝負の厳しさを実感した選手たちに向けて、試合前のMTGで以下を伝えました。
・相手だって絶対に勝ちたいはず!そこに対して、まずは気持ちで負けないこと!
・ここに来るまで、恐らくどのチームよりも君たちは楽しいだけじゃない苦しい練習も乗り越えてきたこと!
・自分たちがやってきたことに自信を持ってやれれば、必ず結果は付いてくるとコーチは信じていること!
話を聞く選手たちの目は真剣そのものでした!
いつものように戦い方の確認をしようと思いましたが、この真剣な眼差しを見て、余計なことを言うのを止め「いつもの通り」とだけ伝えました!
いよいよ決勝戦が始まります!
会場には他のU-10メンバーも保護者を含めた大勢で応援に来てくれました!それに加え、3位決定戦を終えたU-12メンバーも駆けつけてくれ、本郷ホームの雰囲気を作ってくれました!とても心強かったです!ありがとうございました!
試合開始前のベンチから全員で応援席を見渡し、自分たちがやってきたことを応援してくれるみんなに見せよう、そして絶対に勝とうと誓い、円陣を組んで選手たちを送り出しました。
序盤から、いつものように連動しながらどんどん前に出てボールを奪いにいき、相手を押し込みます。そんな中、早い時間帯で先制点を奪うことができました!
人数を掛けて奪ったボールをリョウタロウ、コテツを経由して、左サイドのハルトへ繋ぎ、得意のドリブルからGA付近までえぐって左足でセンタリング、一発で合わせられませんでしたが、リョウタロウがルーズボールに素早く反応し、右に持ち出しながら右足を振り抜き先制点を奪うことに成功します。
続いて、ユウマが右サイドの攻略を果敢に繰り返している中で、PA内でボールを持ったリョウタロウが「打ってください!」というような丁寧なパスを送り、ゴール前でフリーで待つコテツが右足で狙い澄ましたゴールを挙げ追加点を奪います。
さらに、トップに入ったリクが大柄の相手DFにも怯まず、マイボールにしたところから一瞬のスピードで相手を抜き去り、スピードに乗った状態から力強いインステップを放つとゴールキーパーが弾いたところに、ハルトがしっかりと詰めて3点目を奪います。
その後も、練習を繰り返したコーナーのスローインや左サイドに交代で入ったユイトが縦に長いドリブルでの突破を果敢に繰り返し、チャンスを作り続けます。
そんな中、CKでリョウタ、リョウガの両DFが相手ゴール前にいる状態から、CKを相手に弾き返されカウンター気味に攻め込まれます。ただ、切り替えが早く一瞬にして複数が戻り、相手1人に対して4人で対応してくれました。まさに気力と体力の充実ぶりを感じられるシーンでした!
もはや、あえて触れることを忘れそうなくらい当たり前になっていますが、DFの守備のサポートからの展開力。左サイドのセンターライン付近でサポートに入ったリョウタの落ち着いた「引いてターン」から中央で深さを取ったリョウガへパス。リョウガは右サイドに運びつつ、それに合わせてカナミチが大きくサイドへ開き、相手がサイドに寄ったところを裏へのスルーパス。少しだけ合いませんでしたが、まさに練習で何度も繰り返した「出し手」「受け手」の形とタイミングでした!
このように、良い流れで前半を折り返します。
ハーフタイム、選手たちには「OK、良くできている!」と伝え、「相手はどうしてくると思う?」「それに対して、何で負けちゃいけないの?」と聞くと、選手たちからは「気持ち」と返ってきました!それだけで十分!あとは「いつも通り」。
後半は、GKをシンタからユタカに交代してもらいました。
前半はGKを務めてくれたシンタには後半の爆発を期待していましたが、後半早々、CKのこぼれ球をPA角付近からバー直撃の強烈なインステップを放ち、攻撃の口火を切ってくれます!本当にあすなろのU-10なの?と思うレベルのシュートでした!でも、去年から何度も練習して身に着けてきたものだということをコーチは知ってます!
後半も、トップに入ったガクを切っ掛けに前線からプレッシャーを掛け続け、前半同様に押し込みます!ガクは相手の大柄なDFにも怖がらず、良くボールに絡んでくれていました!
そんな流れの中、左サイドからMFを経由した右サイドへの展開から中に折り返す何度も練習した形からPA内でリョウガが左足でゴールに蹴り込み、待望の追加点を挙げることに成功します。
その後も攻め込む中で、右サイドからリョウタロウが中央のリョウタへ丁寧なパスを送り、リョウタが豪快なミドルシュートを叩き込みます!まさに前半の2点目と全く同じ形。シュートに目が行きがちですが、両得点ともに、練習で受け手の「右側」「左側」のどちらにパスを出すのかで大きく結果は変わるということを言ってきて、しっかりとやってくれました!
そして、準決勝から待ちに待ったシンタの得点。センターライン付近から持ち前のスピードで抜け出し、GKと1対1になり、思いっきり打ち込みたいところを冷静に流し込んでくれました!
その後も、コテツの個人技からのミドルとシンタのサイドからの強烈なミドルを逆サイドネットに突き刺し、終わってみれば、大量8得点を挙げることができました。
試合終盤、相手の大きなクリアを受けたところ、ユタカから「OK」の声、ただPAの外だったので、大きく蹴り返すものと思って見ていましたが、なんとドリブルでPA内まで運びキャッチ!準決勝での苦い経験を通じて、終盤でも集中を切らさず、ベンチの期待を上回るプレーを見せてくれました!嬉しすぎます!
さらに忘れちゃいけないのは、予選から決勝まで無失点で終えることができたことは、とても素晴らしいことです!
そして迎えた歓喜の瞬間、試合終了のホイッスル!
1年越しの思いとともに、選手たちの最高の笑顔が弾け飛んでいました!
コメントの冒頭で「ありがとう!」と書いたのは、君たちが今まで取り組んできたことを存分に発揮してくれたからです!
長いコメントになりましたが、そのほぼ全てが、練習や試合を通じて、こうしよう・ああしよう・なぜこうするのか、とみんなに伝えてきたことで、それを君たちがこの大舞台で体現してくれました!指導する立場のコーチにとって、こんなに嬉しいことはありません!だから「ありがとう」なのです!
あすなろ杯の最初の頃は、正直、個人の力量で勝負してきた印象でしたが、徐々にチーム・組織というものを理解し、今となっては、どこのAチームと試合をしても十分に渡り合える力が付いてきていると実感しています。
最後の保護者への大きな声での挨拶とともに、選手たちの成長を実感できる大会を締めくくることができました!
優勝おめでとう v(^^)v
大会幹事を務めていただきましたFCねぎし様、大変お世話になりました。長期にわたり運営いただき、ありがとうございました。
保護者の皆様、大会を通じ、送迎、帯同、審判協力等、本当にありがとうございました。
選手たちは、本当に良く頑張ってくれましたし、成長してくれました!
最高の笑顔を皆様にお届けできてホッとしております!
ひとまずは、よく頑張ったねと選手たちを褒めてあげてください!おめでとうございます!
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