【U10】第52回横浜市春季少年サッカー大会 / U10 決勝トーナメント
- infofchongo
- 8 時間前
- 読了時間: 5分
5/11 15分ハーフ@小雀公園
1回戦 VS EMSC-D ○ 2-1
前半 0-0
後半 2-1(けいご、けいとく)
予選ブロックを見事に1位で突破し、決勝トーナメントの1回戦に挑みました。
横浜市の決勝トーナメントです。相手がどこであろうとも強敵であることは間違いない!
本郷だって、その力があるからトーナメントに進出できている訳です!
ならば、一つでも多くの強敵と対戦できるようにするためにも、今できるベストを尽くすしかない!
試合前に、そんな話をして選手たちを送り出しました!
ただ試合前から、明らかにガチガチに緊張している様子が...
普段の選手たちをあまり見る事がなかったので、ケイゴやナギあたりは飄々としているように見えたけど、全体的に表情が固い・暗い印象が...実際の所はどうだったのかは分かりませんが!
実際に、試合開始後の数分間は反応や出足が遅い印象で、相手に押し込まれる展開となってしまいました。
それでも、初めて相手陣内の深くまで押し込んだ辺りからは、主体的なプレーが徐々に出来るようになってきたと思います!
ただ、この最初の数分間で失点してしまっていたら、結果は変わっていたかもしれません...
でも、こういう独特の緊張感の中でプレー出来た経験は、めちゃくちゃ貴重で、これからに活かしていければ良いだけの話!
そんな流れの中、右サイドのスペースに送られたボールにトップのガクが果敢に挑み、相手DFとの競り合いに負けず、相手陣の深くまでボールを運ぶことに成功します!
そこにケイゴも続き、混戦の中から抜け出しゴール前へボールを送り、逆サイドのユヅキが決定的な場面を迎えますが、惜しくもシュートは枠を捉えられず...
シュートを外した後、ユヅキは頭を抱えていましたが、自分が一番分かっているはず!
ならば、日頃のシュート練習から意識を高くして取り組んでいけば良いだけ!次だよ次!
この日トップに入ってくれたガク、リョウスケ、ケイトクは、50m程ある横幅を1人で良く追いかけてくれていました!
こういう頑張りだったり、競り合いでの強さだったりというのは、必死にやって体で覚えていくものです、続けていこう!
このシーンだけではなく、トップの頑張りから何度もチャンスを演出してくれました!(決勝点に繋がるCKもケイトクの頑張りから得たものでした!)
その後も膠着した試合展開が続き、前半をスコアレスで折り返します。
後半もスタートから一進一退の攻防が続くと思っていましたが、開始直後の右サイドの相手スローインから中央のPA付近に送られたボールに寄せが甘くなったところをループ気味のシュートを打たれ失点してしまいます。
この失点シーン、浮いているボールを足ではなく体で止めなければいけなかったし、シュートレンジでは誰かがポジションを外してでもボールにチャレンジしにいかなければならなかった!
それが一番の原因で、こういうところから学んでいけば良いだけです!
ただ、この直後のキックオフで、最高のプレーが生まれます!
ココヒロから相手陣の深くまで放り込まれたボールに、右サイドから走り込んだケイゴが、そのままの勢いで浮き球をゴール前に持ち込み、GKの飛び出しにも怖がらず、ボールをゴールへ流し込んでくれました!
こういうプレーは、人から教えられて出来るようになるものでなく、気迫や気持ちで成せるプレーで、勝負の中では一番重要なものだと思います!
このケイゴの同点弾は、失点して落ち込みそうなチームを奮い立たせ、反対に先制して優位に立てたはずの相手にとっては精神的なダメージも大きかったはずで、この試合のターニングポイントだったと思います!
ケイゴ、助かったよ、サンキュー!
ここから、膠着状態だった流れを完全に掴み、守備でも攻撃でも前向きのプレーが増え、期待していた本来のプレーが出来るようになったと思います!
そんな中、左サイドからユヅキがPA内に侵入しリョウスケに繋ぎシュートを放ちますが、惜しくも枠外へ!
その後も、中央から右へパスを繋ぎ、ユウマから右サイド深くへ供給しますが惜しくも繋がらず!
良い流れが連続していた中、相手CKにも体を張って弾き返し、クリアしたボールが左サイドに流れた所をケイトクが頑張ってキープし、ライン際をドリブルで前へ運んだことで、今度はこちらがCKを得ます。
ここが勝負どころと思い、キッカーにユウマを指名!
ユウマの期待通りのキックから、女子W杯決勝での澤選手を彷彿とさせるようなケイトクの右足アウトサイドでの芸術的タッチでゴールへ流し込み、逆転に成功!
その後も、引いて守るのではなく、前に圧力をかけ続け、タイムアップ!
見事に逆転勝利を収めてくれました!
この試合、上述のトップ3人だけではなく、両サイドのケイゴ・ユヅキは守備をサボることなく何度もアップダウンを繰り返してくれました!
中央では「ここにナギ」「あそこにもナギ」と良く走ってくれましたし、ココヒロは周りの状況を見ながら、一番嫌な所を常に見張っててくれました!
DFでは、やっぱり安心・安定のダイキでした!ココヒロと同様に周りの状況に応じて、少しづつポジションをずらしてくれているのは見逃してないよ!
そしてユウマ、押し込まれる苦しい展開が予想された中で、1対1の強さや大きく跳ね返すキックを期待してDFをやってもらいましたが、期待通りでした!
一方で、当然、課題もたくさんありました。テクニカルな部分は、すぐに修正は難しいかもしれません。
ただ、同点弾以降のプレーをスタートからやれるようになる必要はあると思います!
恐らく気持ち的な部分で、自分たちなら「ヤレバデキル」と自信を持つことが大事!
自分たちの頑張りで、また強豪と真剣勝負ができます!
今できるベストを尽くすためにも、しっかりと準備をしていきましょう!
P.S. 代行して指揮を取らせてもらい、初戦で敗退となってしまったら申し訳なさすぎると... 実は私が一番緊張していたかもしれません(笑)選手たちの頑張りに感謝!
保護者の皆様、送迎、帯同、応援、審判協力等、いつもありがとうございます。
ひとつでも多く勝ち進められるよう、選手たちと共に頑張っていきたいと思っております。
引き続き、温かいサポートを宜しくお願いいたします。
Comments