【U10-B】TRM 原FC
- infofchongo
- 6月4日
- 読了時間: 4分
U-10B(あすなろチーム)
1本目15分0-5
2本目15分0-0
あすなろチームにとっては、決勝トーナメントに向けて、この時期にこのような機会をいただいたことはとてもありがたく、強豪相手に練習の成果がどこまで通用するのか、胸をかりるつもりで挑みました。
1本目、体力とスピードに勝る相手に結果的に5失点の大差をつけられました。しかし、ほとんどが、攻め込んだところからのカウンターでやられており、内容的にはコーチの目からは、それほどの大差を感じませんでした。(想定内…修正すればよいところが明確でしたね。)
攻撃面では、サイドチェンジによるサイドからの攻撃を意識して、練習でやっていることにチャレンジしていることがベンチには伝わってきました。
サイドのナギトとユウセイは前にスペースがある時には大きなドリブルで相手陣地に深く入り込むことがだいぶ分かってきましたね。でもボールを取られた時には取り返すために、追いかけることも忘れてはいけません。
その点では、トップのレイは相手の深い位置でプレスをよくかけてくれていました。豊富な運動量はすごいです。
ディフェンスのリクトとカイトは、お互いの距離感と並行にならないことに意識を持ちましょう。あと最終ラインなのでゴール前では、早めにピンチを脱出するクリアも必要です。クリアするのか味方につなぐのか、難しいけど判断していこう。
GKのエイジも1対1になったときに勇気をもって飛び出せるように頑張ろう。
センターのケイとフウガはお互いの距離感をもっと意識して、守りから攻めに切り替わるときの開くスピードを意識しよう。今日の試合では二人のパス交換はほとんどなかったよね。これができるとサイド攻撃と中央突破で相手をほんろうできるようになります。
全体的には、トラップやパスの精度・強度、声出しなど、試合で通用するレベルには、まだまだ頑張らないといけないところはたくさんありました。特に、守りの時にボールサイドにかたよりがちなことによるポジショニングとマークを外してしまうことはすぐに修正していかなければなりません。
周りをよく見ること、見ていることを仲間に伝えることはとても大切です。相手に背中から裏を取られて決定的なパスを通されたシーンが何回もありました。ベンチからマークがはずれていることをなんども指示していましたが、自分たちで声を出して仲間に伝えられるようになってほしいと思います。
練習では、いつも試合で相手がいるときに通用するプレーを意識するように伝えていますね。今日の体験を通じてその意味の理解が深まったと思います。
グーパーの動き出しも、もっと速くすることが必要です。そのためには、次のプレーや展開を予測することが大切!
相手を上回るためには、全員が予測して動きだすことで(サッカーはフライングしてなんぼ!)相手にスピードで勝つことができ優位に試合を展開できるようになります。
これで1+1=3~4にする!
あとは、気持ちの問題です。
決してあきらめない!負けない!強い気持ちをもって挑むことが重要!
1本目が終わった後にこのような話をして2本目に臨みました。
相手メンバーによるのかもしれませんが、2本目は動きが明らかに変わりましたね。
全体的に粗さはありますが、プレーにスピード感が出てきて、一人が抜かれても次のカバーが良くできていて決定的な場面を作らせませんでした。
でもボールと逆サイドの選手はマークをはずしてましたけど…
守りではコウタのサイドバックの動きが良くできていました。相手マークのつきかたや、ボールを奪った後のつなぐ意識が高く、左足のパスがしっかり出せていましたね。
トップのコウはポジショニングの意識をもっと持ちようにしよう。自陣でサイドの選手から自分がサイド流れてボールをもらう動きができると攻撃の幅が格段に広がります。
攻撃面ではスルーパスによるサイドチェンジにチャレンジしていました。(サイド選手の開きの動き出しがもっと早いとパスコースがもっと広くなるよね)
2本目はスコアレスドローとなりましたが、決して引いて守りに徹したわけではなく、相手ボールを奪ってから攻撃に繋げる互角の戦いができていたと思います。
あすなろ決勝トーナメントまでの練習で、2本目の試合内容に磨きをかけて本番にむけた準備をみんなでしていきましょう。
お相手いただいた原FCさん、グランド設営も含めて大変お世話になりました、選手・指導者にとってとても勉強になったTRMとなりました。
保護者の皆さん、車出しや応援、審判のご協力、いつもありがとうございます。
本場に向けてご家庭での体調管理も引き続きよろしくお願いします。
宮川
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