【U10-A】横浜深園交流戦
---------------------------------------------------------------------------------- ■12/21(Sat) ◇[U10-A/B] 横浜深園交流戦 @山中湖 ---------------------------------------------------------------------------------- ◆8人制/15分x1本 [1] [A]vs 深園→1-0(えいしん) [2] [A]vs ラーゴ→5-0(かずま,しゅん,としひで,かずま,じん) [3] [A]vs 深園→1-0(あきひさ) [4] [A]vs 深園→2-4(OWN,あきひさ) [5] [A]vs ラーゴ→6-0(りゅうだい,としひで,かずま,としひで,としひで,あきひさ) [6] [A]vs 深園→0-3
■[A]チーム総評 2時間ほど掛けて到着した山中湖畔の天然芝グランド、この日は天候に恵まれました。 15分を6本こなした中で下の5つキーワードが今回のTRM遠征のポイントと感じました。 最後の1本は体力と集中力が落ちてしまいましたが、選手全員がよく頑張りました!
□ビルドアップ □決定力 □自陣ゴール前での集中力 □リスク管理 □創造性
これまで練習してきた中でもビルドアップは、上手くなったなぁ、と感じました。 各ポジションの選手は自らの役割を理解し、タイミングや精度も格段に向上しています。 今後は下の点を追求していくと、更に磨きが掛かると感じます。 ・ボールのスピードが遅い場面がみられる (パスのスピードのみならず、近すぎる距離でのパスも散見) ・自陣ボックス横からの脱出をより安全に (昼食後の練習で改善し、最後の試合ではその成果をみる事が出来ました) ・CHから出すパスの精度をより高く (CHは相手プレッシャーの高いエリアでプレーするので要求レベルは高い)
ゴールを奪う決定力。 この競技の原点中の原点ですが、決定力の低さは特筆ものでは? セットプレー、特にCKからの得点が少ないのもこのチームの特徴です。 パスを出した直後の動き出しや、後方から周辺へ出す声掛けは? TOPの収まりが悪いのも練習が生きていないと感じる部分です。 体を張って相手をブロックしつつボールを受ける練習をしたはずです。 折角奪ったボールをすぐに失うのも勿体ない。 最初のパスは丁寧に、精度高く出せれば得点機会がかなり増えるはずです。
ゴールを奪われない集中力。 守備における集中力は自陣ゴール前でMAXであるはずです。 しかし、CB・WB・GK相互のコミュニケーションが取れていない、不思議なユルさを感じることがあるのはなぜでしょうか? 「勝ち」に対する強烈な執着心を選手は持っていますか?共有していますか? 県大会は20分Halfとなり、5分時間が長いです。 選手個々が自身のメンタルをコントロールする方法を模索すべきでしょう。
対戦する相手チームの中心選手や、相手の狙いは経過と共に見えてくるはずです。 それを知らない・気付かない事はリスクです。 マークすべき選手の位置と体の向きを常に把握するようにしていますか? 裏のスペースを取られないよう、どれくらい配慮していますか? 周囲の情報を把握する行動は、首を振ったり声掛けし合ったりなどは、充分ですか? また、攻→守の局面で自分のサイドにボールがありながらジョグで戻って来るWBで良いのでしょうか? ベンチから指摘されずに、自らの意思・気付きで走りたいものです。 その方が走らされるよりも疲労が少ないものです。
クリエイティブなプレーや選手、これは試合に重要な変化をもたらす事があります。 先述のビルドアップの欄では上達を感じた、と書きました。 練習したことを「忠実に実行する」のは良い。 ただ同時にプレーが単調に、ワンパターンになっている、とも感じます。 4本目深園戦(2-4負け)では普段と違うポジションで選手自身が変化を体感したのでは? 変化とは「予測しにくい」「計算されていない」何かが生まれる可能性があるものです。 試合の中で、「そろそろ変化が必要だ」と感じ取れるか? そして「チームに、プレーに、変化をもたらす」事が出来るか? 挑戦してみて欲しい、と強く思います。
お呼び頂きました横浜深園SCさまに感謝を申し上げます。 またご対戦頂きましたチームの皆様、ありがとうございました。 審判・サポートして下さりました保護者の皆様に感謝します。