[U10-A] 国チビ決勝T [1/2回戦] 結果
11/4に行われた[U10-A] 国チビ決勝T [1/2回戦]の結果をお知らせします。
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■11/4(Mon): [U10-A] 国チビ決勝T [1/2回戦] @長坂谷公園
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◆8人制/15分Half
[1] vs バディ-W→3-3[PK: 6-5]
・前半→0-1
・後半→3-2(あきひさ[PK],あきひさ,りょうた)
◇PK: 6-5
・本郷(後)→20◯25◯38◯02◯26◯31◯
・バディ(先)→11◯04◯20◯13◯18◯15■
[2] vs SCH-B→0-4
・前半→0-3
・後半→0-1
■総評
・初戦のバディーWさんとの対戦は苦しんだ末にPK戦で勝利しましたが,2回戦のSCH Bさんとの試合に敗れ,BEST-16止まりで大会を終えました。敗れはしましたが,SCH Bさんとの試合では選手の成長を感じられました。
・予選を2位で通過した関係で,決勝Tは,バディーWさん,SCH B/Wさん,FUTUROさんなどの強豪がひしめく山に入りました。考え方によっては またとない機会であり,選手には試合の勝ち負けよりも,強豪相手に自分たちのサッカーがどこまで出来るか…,もとより強い相手が本気に仕掛けてくる試合の中で,逃げずに強気のボール回しができるか…を期待しました。勿論,負けて次のチームとの対戦機会を失いたくないので勝ちたいのですが,同じ勝ちを目指すにも「自分たちのサッカーで勝つ」ことにこだわって欲しいと思いました。
・初戦のバディーW戦は,そのこだわりの部分が少し物足りなく,それほどプレスが厳しい訳ではない相手に対し,いつものボール回しが影を潜めてしまいました。技術的に出来ないのは仕方ないとして,やろうとしている姿が見られないのには問題を感じます。
・立ち上がりの硬さも春季市大会のあざみ野戦と同じで「名前負け」か…,それが自分たちのプレーが出来ないことに直結していたように思います。前半に1点先行された後,後半にPKで同点,FKで逆転,ミドルで追加点と畳み掛けたところは良かったですが,形が作れていた感は今一つでした。ボールを失うことを恐れずに両CBから両CHにボールを入れるところが始まりですので,そこをもう少し意識したいところです。
・3-1とリードした残り5分を守り切れずに2連続失点で崩れた部分も,自陣ゴール前で奪ったボールを蹴り返して波状攻撃を浴びる,これまで何度も見た失点の仕方だった気がします。
・反面,前日の練習では散々だったPKを,蹴った6人全員が決めて次に進めたのは,どうにも逃げられない試合の中で,メンタル面での成長を見せてくれた…と言うことでしょうか。正直,このPK戦での勝利にはビックリしました。
・SCH B戦は,1試合を終えて硬さが抜けた分,動きが良くなることを期待していましたが,開始早々の相手の最初の攻撃で失点し,その動揺からか,前半だけで3失点と崩れてしまいます。
・初戦のバディーWさんとは違い,高い位置から積極的にプレスをかけてくるスタイルに,またしてもボールを動かす意識をそがれてしまった感じです。
・しかしこの試合の価値は,落ち着きを取り戻した後半にあったと思います。圧倒的にゴール前に押し込まれた状態から,うまく相手プレスの網を抜けて,中盤~トップとつなぐ崩しの形が何度か見られました。まだ,このレベルの対戦相手と互角にやり合うほどに形を作れる回数は多くないのですが,それは日頃の練習で基礎技術と判断の速さを鍛えて行けば補うことができます。何より,選手たちに強い意志が見られたのが大事だと思います。良いパスの流れが作れた時は,ひいき目ではなく,相手の守備を翻弄出来ていたと思います。
・得点差だけみると自力の差を悲観したくなりますが,より良いチームになるための入口には来れていますので落ち込む必要はないです。しかし,ここから先の壁は高く,試合結果が「今までの練習では足りない」と言うことを教えてくれたので,前に進むにはチーム一丸となって,より厳しい環境下で基礎技術と判断の速さを鍛える必要があります。みんなで頑張って行きましょう。
・対戦いただいたバディーさん,SCHさん,ありがとうございました。まだまだ及ばないながらも,自分たちの課題を選手たちが自身で感じる良い機会となりました。
・応援いただいた父母のみなさま,「勝敗」と言う試合の結果だけでなく,その中で見ることができた選手の成長した部分を,次の大会に向けて膨らませて行けるよう,引き続きサポートお願いします。