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執筆者の写真infofchongo

【U10-B】金太郎カップ


■8/24(Sat)~8/25(Sun) ◇[U10-B] 金太郎カップ (U-10) @南足柄TC 準優勝、MVPりょう ◆8人制 / 15分Half -予選- [1] vs 林SC→2-1(そうし,りくと) [2] vs 秦野本町SS→0-5 [3] vs FC久野→5-0(ゆうりx2,かける,りゅうはx2) -決勝T- [4] vs FC小坂→2-2 (けいと,ひろと)PK3-2 [5] vs 平塚旭SC→1-1(りくと)PK6-5 [6] vs FCレガーレ→0-4 総評 ●準優勝!!!おめでとうございます! 優勝できなかったのは残念ですが、優勝するよりも大きな収穫を得た大会だったと感じます。 敗戦には訳があり、今後はその悔しさこそが全選手の大きなパワーを引き出すバネになると確信しています。 Bチーム新体制となってから最初の大会で、合宿の成果を出す絶好の機会でした。 ●コートは広く、FC本郷が得意とするボールを動かすサッカーには打ってつけの環境です。 よく「自分たちのサッカーをやろう」という言葉を聞きますが、サッカーには相手がいますから実現するには条件が付きます。 ファーストタッチが良い 次のプレーが見えていて、選択肢もある 精度の高いキック ※言うまでもありませんが、ボールを奪う事が大前提です! 上の3つに加え、選手間のコーチングができるようになれば、このチームは強くなります。 大会を通して自分はどうだったか? 今後、自分に足りないところ、強化すべきポイント、選手自身が把握していれば、最も効果的に練習できるでしょう。 予選1戦目ではショートパスとドリブルでゴリゴリど真ん中から押してくる相手でした。 広く展開しない相手に合わせてしまい、本郷も前半は狭いサッカーをしてしまいました。 本郷のプレスは弱いながら、ボールを奪ってから2つ目位まで良い展開も見られました。 予選2戦目の相手は上手く、本郷がやろうとしている事をやられて走らされました。 本郷のプレスは効いておらず、ボールを何とか奪っても有効な出し所がなく、奪い返される展開を繰り返し、5失点を重ねて完敗。 試合後に「全力を尽くしたか?」に挙手はゼロでした! 格上との対戦で技術だけでなく、走り負けてしまいました。 予選3戦目の前半は2戦目のショックからか、ガタガタでした。 たくさんのずれたパス・簡単に前を向かせてしまう・体を張ってシュートをブロックせず、でした。 後半に調子が戻り始め、パスが繋がるようになり、サイド攻撃も良くなりました。 大会1日目はブロック2位となり、上位トーナメントに進出することができました。 ●2日目の決勝トーナメントでは対戦する相手はすべて強い。 だからこそ、選手たちには2つの事を言い含めて全3試合に送り出しました。 ・しっかりプレスが効けば格上でも勝てる ・楽しい=声が出る、今日1日フルに楽しもう、声を出そう 早めに会場に到着できた利点を生かし、朝の体操後に座学を実施した際に強く反復して確認した内容です。 作戦ボードではどのように動くか、スライドの量、戻る位置、選手間の距離、それぞれの理由、etc. 選手たちだけで話し合う時間も設け、自発的に限界に挑戦してプレーする準備もしました。 トーナメント初戦では、本郷と同じようにボールをよく動かし、ピッチを広く使う相手でした。 先制点を獲ろう!と意気込んで前掛かりになったところをKO後30秒でサイドから突かれ失点。 その後は相手陣内で押し込む場面が多いながらも決定力が足りず、振出しに戻せないまま折り返します。 17‘>GKパントK起点で右WBが強い身体でボールをエリアまで持ち込み得点し、1-1。 19‘>プレスが効きボールを下げさせてサイドチェンジのボールをインターセプト→パス→ダイレクトで決め、2-1。 29‘>終了30秒前にエース格の選手が本郷3人に囲まれながら上手くコントロールし、ニアを抜かれ失点、2-2。 試合開始前にPKになったら勇気をもって蹴れるか?と問いかけて送り出していたのですぐに順番が決まりました。 緊張から解放され、最高の笑顔で飛ぶようにベンチに戻ってくる選手たちを迎えるのは久し振りでした、感謝します。 2戦目の準決勝も強敵でした。 朝から言い含めていることを選手たちはしっかり実施して試合に入り、4‘>トップが押し込んで1-0先制。 右WBが高い位置でプレスを掛けた結果のゴールです。 その後味方のクリアミスを突かれ失点、24‘>1-1振出しに。 そのまま得失点なくPKに突入。7人目まで回り、そうごがヒーローになりました。 決勝戦はレガーレさん。 上手い、速い、強い、というチームでしたが、高い位置からプレスが効けば、相手のそんな強みを無効化できるぞ、と送り出しました。 走れなくなったら必ずベンチで休ませてあげる、と言ってプレスの手を抜かないよう再確認もしました。 予選から決勝戦まで無失点で来ているチームを相手にどこまで自分たちのプレーが通用するか? 結果は全く歯が立たずに完敗しました。 各選手は自分がマッチアップした相手選手と比較してスキル・走力・メンタルが同等以上であったか?思い出して欲しい。 悔し涙を目にしている選手や、地面を蹴って気持ちを吐露している選手もいましたので、安心しました。 この屈辱的な敗戦で味わされた気持ち・悔しさを決して忘れないで欲しい、1対1でもっと勝負できるようになろう。 最後になりますが、毎年この大会に招待して下さっている南足柄市サッカー協会さまに深く御礼を申し上げます。 そして、ご対戦頂きました各チームの皆様、ありがとうございました。 2日間、早朝から運転・サポート・審判協力を頂きました保護者の皆様に心から感謝します。


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