[U10-A] 市大会 第1,2節@平戸小
◇[U10-A] 市大会 第1,2節@平戸小の結果報告をいたします。
◆8人制/15分Half [1] vs 平戸FC→12-0 ・前半→7-0(としひでx5,しゅん,りょうた) ・後半→5-0(あきのりx2,あきひさx3)
試合の入りが多少雑ながらも先制点が入ってからは落ち着きを取り戻し加点を続け、前半を7-0で折り返し試合を決定付ることに成功。
得点以上のチャンスはあったもののフィニッシュを相手GKへ蹴り込む場面が多く、修正が必要。 フリーでシュートを打つ場面が多かったので強いシュートは不要でコースさえ突けばもっと楽に得点ができたことは選手も気付いているでしょう。
何度か見られた中盤での球離れの遅さが招くボールロストからの相手カウンターについても相手の強度が高ければ確実に失点する場面ですので注意が必要。
前線でのタメからサイドへの展開、バイタルでのセンターのタメから脇を上がってきたサイドのプレーヤーへのラストパスは視野の拡大、受け手の要求で大きく改善可能。
後半に入り、メンバーも代わりましたが、試合のペースまで変わってしまうのは問題。 交代で入った選手の場面場面でのパスとシュートの選択の良し悪しを各自が振り返ることが必要。
若干苦労した状況でしたが、ペースダウンしている場面からDFの選手が変化を加え、得点に繋げてくれたことがチームを助けてくれる結果に。 何はともあれ、公式戦の初戦を勝つことは非常に重要。
[2] vs 今宿少年SC→4-0 ・前半→2-0(としひでx2) ・後半→2-0(としひで,あきひさ)
午後のゲームということで気温が上がり体調不良者続出、元々の故障者含めた減員によりプレイ出来る控え選手がいなくなる状況でスタート。
力差の少ないチームが複数ある状況で初日を2勝で終えるのは非常に大きな意味を持つ為、必勝を期して臨んだ一戦。
2/6節にいきなりのヤマ場を迎えていますが、早い段階で高い負荷が掛かる環境が彼らを強くしてくれるものと捉えて一戦一戦に臨む。
試合前、ベンチと選手で確認したのは、これまで通り、ボールを動かして相手を崩す、 ハイプレス、初戦での決定力の不味さを修正しながらゲームに臨むこと。
序盤の決定機を逃し、不安な立ち上がり…
【前半7分】 前線のプレスから泥臭いゴールが生まれ、勢いが付くことに。
追加点を奪いに行くためもう少しボールを速く動かしたいところですが、相手の強度からもそう簡単にはやらせてくれない。 判断の遅さが招くボールロストも散見されましたが、サイド攻撃はいくつか通用していたので空気としては悪くない流れ。
トップに入れる縦パスを警戒され、ほぼ対応されている状況下でサイドを使う事で相手に的を絞らせない、結果相手守備陣を横に伸ばす事でスペースを作るという事が徐々に出来てくる。
長方形のサッカーのピッチでスペースは縦にだけある訳ではありません。 最終的に得点する為にどのスペースが最も得点の確率が高く、そのスペースをいかに有効に使うかを考えた時に横に人とボールを動かす事が効果的であるという事を感覚的に分かってきているのかもしれません。 この辺りは各ご家庭の親子対話の中でもコミュニケーションを取ってみてください^_^
【前半13分】 中盤左サイドからパス5本の理想的な型。 前が詰まったりょうた→あきひさ→けいと→かずま→りょうた→引っかかってかずま→としの素晴らしい形。
この場面、サイドの選手は絡んでいませんが、ピッチを縦に分割して捉えた場合、真ん中のゾーンから崩すことが出来ているのでその後の展開で相手の守備に的を絞らせないという意味で大きな効果あり。
その後も幾度か中盤から縦横のパス交換で良い展開あり。
〜HTの指示〜 自チームが体力減少によりパスミス、凡ミスが起きる可能性が十分あるので注意。
2-0は一番危険なスコア。 リードしている側には多少の余裕があっても追う側は1-2にした時点で心理状態に大きな変化有り。よく耳にする次の1点が大事な場面。
スカウティングでは相手の最終ラインの高さの裏が1つの狙い目と捉えて味方GKまで差し込まれた状況になった場合はカウンターでそのスペースを突くこととしましたが、前半はほぼその場面はなく終了。 後半は風上になるのでこの狙いを選手間で共通認識とする事。この場面はあえてGKとキャプテンにのみ伝え、KO前に全員に伝達、共有するように指示。
後半開始早々のファーストシュートで早々3点目を決めたいところでしたがそう甘くもなく…
もう少しトップの選手が起点になること。具体的には数的不利の内に縦に入ったボールでもキープして周りの上がりを待って攻撃の厚みを作るなどチームのコンダクターになってほしいところ。
後半半ばに近付くにつれ、やはり体力的に苦しくなってくるも交代カードがない状況は変わらず…
【後半6分】 右サイドへ展開、一度ロストし掛かるも相手ペナ内での波状プレスで奪い返し、折り返しをゴール。
【後半9分】 CKのこぼれを拾い、ゴール正面で前が塞がったところを無理に打たず、後ろのプレーヤーへ落とし、落ち着いてインサイドでベストコースへ。
この場面は素晴らしいクリーンシュート。 チーム全体はまだまだシュート精度が課題。 フィニッシュに際してインサイドかインステップかの見極めが重要。
また、DFのピッチ各ゾーンごとの縦パス横パスの選択もまだまだ改善の余地あり。 意図が見え見えの展開は相手次第で試合途中で対応されて来ることが予想される。
試合後、ベンチからも話がありましたが、メンバーが変わる、同じメンバーでもゲームペースが変わると1試合を通して良いゲームクオリティが持続できないのも課題。
諸々、高い要求をしていますが、そのポテンシャルのある選手たちだからこそ。 次節に向けてまた、頑張っていこう!^_^
対戦相手の両チーム様、保護者の皆様ありがとうございました。 気温も上がり、体調を崩す選手が立て続けに出てしまいましたが、保護者の皆様のサポートで無事ピンチを乗り越えることが出来ました。 次節以降も選手、応援席、ベンチが一丸となっていきましょう!