[LL-A]第50回横浜国際チビッ子サッカー大会 第5/6節
10/7に行われた[LL-A] 国チビ 5/6節の結果をお知らせします。
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■10/7(Sun): [LL-A] 国チビ 5/6節 @原小学校
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◆8人制/15分Half
[5] vs 大曽根→6-1
・前半→4-0(かなと,こうじゅ,ひであき,こうじゅ)
・後半→2-1(のりひろ,かずみ)
[6] vs 原→2-1
・前半→0-1
・後半→2-0(のりひろ,こうじゅ)
■総評
・まずは予選1位突破,おめでとうございます。
・台風から変わって日本海を進む熱帯低気圧に向かって南風が吹き込み,10月に入って30度を超える酷暑の中での最終日となりました。
・試合前に,まずは選手には今日の2試合の難しさを伝えました。最終節の原さんとの試合を落とす前提で考えると,HIPさんの残り試合の状況から,大曽根さんとの試合で10点近くの大量点が欲しい状況ですが,必死になって点を取りに行った挙句 結果が出なければ,原さんとの試合を消耗した状態で戦うことになり,非常に厳しい状態になります。
・それでも大曽根さんとの試合は点を取りに行く方向で臨む決意をしましたが,やはり そううまくは行かず,前半から優位に試合を進めるものの,なかなか大量得点には至らず,前半を4-0で終了します。
・中盤のつなぎや,TOPに入ったボールのサポートなども含め,うまく大量点につなげられないこと以前に,まるで自分たちのサッカーが出来ておらず,次の原さんとの最終節に向けて不安が募るばかりでした。
・後半の終了間際には,国チビ1部で決勝Tを目指すチームとは思えないようなミスから失点し,結果6-1で試合を終了します。
・大曽根さんは,上位の原さん,HIPさんからも得点を挙げており,試合の内容によらず,あきらめずに点を取りに来る気持ちの強いチームだと感じました,
・しかし そんな本郷の不安な状況を,同じ栄区のサンダースさんが救ってくれました。国チビ初日にサンダースさんと対戦した際も,また その翌日に栄区大会で対戦した際も その気迫に圧倒されましたが,今日の原さんとの一戦でのサンダースさんの各選手の気迫にも もの凄いものを感じました。
・前半にその気迫のこもったプレーから1-0とリードを奪うと,前半の終盤から落ち着きを取り戻した原さんの攻撃を耐えながら,後半に追加点を奪い2-0と快勝しました。
・これにより,本郷は原さんとの試合を前に予選通過が確定し,逆に原さんは,HIPさんの残り試合を考えても,予選突破が非常に難しい状況になってしまいました。まさにサンダースさんに救われた感じです。
・そんな中で迎えた最終節の原さんとの試合は,本郷にとっても全勝での1位通過を目指す上で大事な試合であることは変わりませんでしたし,やはり原さんの各選手の能力は高いものがあり,決勝Tのことを考えても,しっかり戦って,自分たちの対応力を確認しておきたい気持ちもありました。
・試合は前半に中盤のプレスが緩んだスキを突かれ,ロングシュートから失点します。この予選で,サンダースさんとの試合でも同じような形から失点しており,ウチの弱い部分になっていると思います。 中盤の選手に危機感を持ってもらいたいです。
・ただ 0-1で迎えたハーフタイムでも,この試合,何とかなりそうな気がしていました。原さんの各選手のモチベーションもあるとは思いますが,意外に中盤が互角にできていたので,ミラーゲームでポイントとなっていたTOPに入ったボールを収める回数で相手を上回ることができれば,試合を有利に展開できると言う感じはありました。
・後半,ヒロトがしっかりボールを収められるようになり こちらの攻撃に厚みが出始めると,まずはCKからのノリのシュートで同点に追いつき,更に前線からのプレスでヒロトが奪ったボールをゴール前に入れると,コウジュがニアに走り込んで決勝点を奪いました。
・相手9番とのマッチアップで守備機会の多かったヒデが,後半になって復活して,攻撃の手数を増やせたのも効いていました。
・CKからのノリのヘッドはウチの型ですし,CHのコウジュが得点にからめたのも,TOPのヒロトを含む各選手が,うまく全員が上がる時間を作りながらプレーが出来ているからだと思います。
・右サイドのカナトも,守備と攻撃の両面で良く動き,自分で意識して体力面の課題を克服しようと努力していることが見て取れました。
・マモルは相手10番の選手を意識しながら,コウジュとのバランスを取って,攻めにかかり過ぎず,守備の意識が高く良かったと思います。
・トウマもノリのカバーを常に気にして後ろに回り込む動作を各場面で丁寧にこなしていましたし,カズトも先週の試合同様,集中して,良いポジショニングが出来ていたと思います。
・何よりも,大事な試合で,しかも横浜の上位に位置する,技術のしっかりした相手に対して,1点先制されながらも,自分たちのサッカーで試合をひっくり返したことに選手たちの精神面での成長を感じました。
・ベンチメンバーだった3名には,1つ前の大曽根さんとの試合で 自分が何ができたかをもう一度思い出して欲しいです。万一,決勝Tでメンバーが欠けた際に,自分が出ることになっても大丈夫ですか?自信を持ってプレーできる準備は出来てますか? 大事なことです。
・前にも書きましたが,今 自分たちがいる場所は,自分たちが120%の力を出し切っても,何回かに1回しか勝てないような相手ばかりいるところで戦っていることを,しっかり認識するようにして欲しいです。何となくやってて勝てる相手ではありません。
・少なくとも,今日の試合のように 前向きな気持ちで,これからの決勝Tの全ての試合に臨んで欲しいと思います。
・幹事の原FCさま,大会期間中はありがとうございました。台風が続く中,当初予定の3日で大会を終えられましたが,実施有無判断やグランドの整備等に ご苦労されたことと思います。
・いつも交流戦等でもお世話になっていますが,今後とも引き続きよろしくお願いします。
・父母のみなさま,予選通過おめでとうございます。
選手の力で 次の体験が出来る立場に立てたのは 素直に嬉しいことですが,これは まだ入口の一歩ですので,選手たちがより多くの貴重な経験をできるように,今後ともサポートよろしくお願いします。
・酷暑の中の審判HELPもありがとうございました。本当に大変だったと思いますが,選手たちの笑顔が その苦労を忘れさせてくれるのでは無いかと思います。次も,また選手たちの良い笑顔が見られることに期待しましょう。