[LL-C] FC杉田 交流戦
3/10に行われた[LL-C] FC杉田 交流戦の結果をお知らせします。 ------------------------------------------------------------ ■3/10(Sat): [LL-C] 杉田交流戦 @杉田小 ------------------------------------------------------------ ◆8人制/15分Half [1] vs 杉田→0-6 ・前半→0-3 ・後半→0-3 [2] vs 杉田→0-3 ・前半→0-1 ・後半→0-2 [3] vs 杉田→1-2 ・前半→0-0 ・後半→1-2(れん) ■総評 ・栄区大会を間近に控え,チームとして全ての選手が目指さなければいけない 約束事や,技術の差を埋めるために必要なことについて選手と話し合いながら ゲームの中での出来具合の確認~修正を進めました。 ・試合前に選手と話したことは,チームスポーツである以上,ピッチに立つ選手 みんなが同じように頑張らなければいけない…と言うことで,それには, 「最後まで走り切る」「ボールや相手を怖がらない」「チームの約束を守る」 なども含まれると言う話をしました。 ・また,それが みんなと同じように出来ない選手がベンチにいる時間が長くなる のは仕方ないことだと言うことも伝えました。 ・選手のみなさんは,それなりに気持ちを込めて試合に臨んでくれたと思いますが, 果たして,1本目は0-6の大敗で,試合前に約束した通りに頑張っていたのか どうかが分からない内容で,具体的な方法を示すことが必要と感じました。 ・足元の技術があまりうまくない選手にとって,相手との差を詰める方法の1つ として,相手にボールを持たれる前に奪ってしまう方法がありますが,かと言って 最初から相手の前にパスコースを塞ぐように出ていたら裏を取られてしまいます。 ・相手の後ろ側から,パスのタイミングに合わせて飛び出して,相手よりも先にボー ルに触ることで,相手のパスを奪うことを考えてもらいました。 ・2本目は,その形が随所に見られるようになり,相手のボールを奪う場所が高い位 置になり,その分,相手のゴール前に迫る回数が多くなりましたが,結局はチャンス を決めきれず0-3の敗戦でした。 ・相手ゴール前でのチャンスでも,ボールが浮いてると落ちてくるまで待っている, 相手選手が前に立っていると何もしないで見てしまう,ペナルティエリアの中でも 利き足と逆側でのシュートチャンスでは切り返してしまう…など, ボールを「蹴って」ゴールに入れることが得点と勘違いしている部分が多いです。 ・どんな局面でも動いてスピードに乗っている選手が有利なので,上記のような場面 であれば,身体ごとボールにぶつけて,例え相手が前に立ちはだかっていても, ゴールネットに触るまでボールと一緒に突進して行けば良いのです。 ・3試合目は,1/2試合目の反省を活かして,更に良い試合を展開します。 前半をしっかり0-0におさえて迎えた後半に,右サイドで粘ってゴール前に折り 返したボールをフリーで受けたレンが落ち着いてシュートを決めて,この日初めて の得点(先制点)をあげます。 ・その後,各選手のチャレンジを期待した交代で,少し相手に優位を与えたことで 1-2と試合をひっくり返されて敗戦してしまいましたが,1試合目の0-6の 後で選手と話した,「まず相手にパスが渡る前にボールを奪うことで,次の試合は 1試合目の0-6より良くしよう」と言う点と,2試合目の後で話した「最初より 格段に良くなったから,次は必ず得点を取ろう」と言う目標は達成できました。 ・つまり試合の勝敗ではないところに この日練習試合の成果は現れていた訳で, 選手の間には個人差はありますが,チーム全体としては,今日の1日でかなり多く のことを吸収し,伸びてくれたと思います。 ・問題は,次に試合をした時に,今日の3試合目と同じ試合が出来るかです。 また1試合目に戻ってしまっていては,いつまでたっても前に進めません。 ・このブログを読んで,自分たちが今日何が出来るようになったのかを思い出して, 次の試合では,それが当たり前のように出来て,更に次のステップに進めるように して欲しいです。 ・今日は,いつも見ている新4年生ではなく,各選手のボールを扱う技術も未熟で, ある意味一番難しいチームを見ることになりましたが, 目先の技術の差を埋め て,試合を五分に持ち込む方法は学年によらず同じで,今日のチームでも,その手応え は感じることができました。 ・このチームは来週から栄区大会がスタートします。 是非,今日の3試合目のパフォーマンスが最初の試合から出せることを期待してい ます。